【古美術商の海外進出】清水三年坂美術「金工鍔の美」展
こんにちは。ヨークインターナショナル海援隊です。
去年、記事にも投稿させて頂きましたが、
大阪のとある古美術商の海外進出をお手伝いさせて頂いております。
商材は「日本刀」。
(ちなみに前回の記事はこちら→「古美術商・日本刀の海外マーケット開拓」)
現在も進行中ですが、現地スタッフとコンタクトをとりながら、
主にヨーロッパ向けに積極的に活動させて頂いております。
海外向けにカタログを制作させて頂いたのですが、翻訳をするにあたり商品知識を深めなければなりません。
とにかく日本刀は専門用語が多々あります。
加えて、歴史的知識も必要となります。
書籍を集めたり、東京にある日本刀の権威、「日本美術刀剣保存協会」にも何度も足を運びました。
日本刀は刀身だけではなく、鍔や目貫などその刀装具も非常に美術的価値が高く、
日本はもちろん、海外でも刀装具のみのコレクターも多数存在します。
刀装具の知識も深めるべく京都の清水三年坂美術で開催されている「金工鍔の美」展へ。
展示は美術館2階のそう大きくなないスペースでしたが、見応えは充分。
後藤一乗 や 加賀後藤、加藤夏雄など金工の名工たちの逸品の数々。
市場に出回っているものとは、明らかに一線を画しております。
市場に出回ればおそらく1枚一千万は下らないのではないでしょうか。
鍔は手のひらにのる程のサイズですが、その中に花や動物など様々なモチーフが
緻密に艶やかに彫りで表現されています。
彫金の技術とデザイン性の高さ。コレクターが数多く存在するのも納得です。
こちらの美術館は外国人向けに英語表記もされているので、
翻訳の参考にもなり、とても勉強になりました。
展覧会は2月15日まで。
皆様も是非いって見てください。おすすめです。
ヨークインターナショナルでは、海外進出にあたり商材のカタログを
デザインから翻訳まで一環して行っております。
その他あらゆる業務に、現地と日本の両サイドからサポート致します。
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